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「ディスカバリー、夢のハマヨコ」のダウンロード開始しました!!

2017年、10月の全水曜日の4日間、横浜日ノ出町試聴室その3にて開催しました、
三沢洋紀ワンマンライブ4DAYS「ディスカバリー、夢のハマヨコ」の音源をまとめたライブ音源をダウンロードできるようにしました。
4日間で69曲を演奏。その中から13曲を選び期間限定で無料配信いたします。
横浜にゆかりの深いゲスト陣、マルコス・フェルナンデス、竹久圏(from KIRIHITO)、
大島輝之、大谷能生、三輪二郎、露木達也、岡田了、liquidbiupil(リキッドライト)、が参加!!
WAV音源、クレジット、歌詞カードつき!
ぜひダウンロードして聴いてみてください。

音源
http://shicho.org/discovery/discovery.zip
クレジットとジャケ
http://shicho.org/discovery/discovery_credit.zip


「ディスカバリー、夢のハマヨコ 」 三沢洋紀

1,ろうそく
2,阿賀野川
3,砂丘
4,セプテンバージョー
5,古いギター
6,街の灯 part,3
7,BIG PINK
8,うらめしやのブランコ
9,ふれあい
10,あほうどり
11,A MASSAGE FROM THE FOLKRIDERS~オリエンタルブーツ
12,むすんだうた
13,静かな風景


■録音とミックス:三沢洋紀@横浜試聴室その3(2017年10月4日、11日、18日、25日)
■マスタリング:大島輝之



1,ろうそく
(作詞作曲:三沢洋紀/2015年)
三沢洋紀/ボーカル、ギター
竹久圏/ギター
露木達也/ドラム
録音:2017年10月25日

2,阿賀野川
(作詞作曲:三沢洋紀/2017年 新曲)
三沢洋紀/ボーカル、アコースティックギター
三輪二郎/アコースティックギター、コーラス
録音:2017年10月5日

3,砂丘
(作詞作曲:三沢洋紀/1998年 from LABCRY「COSMOS DEAD」より)
三沢洋紀/ボーカル、ギター
大谷能生/サックス
録音:2017年10月5日

4,セプテンバージョー
(作詞作曲:三沢洋紀/2013年 from 三沢洋紀と岡林ロックンロール・センター「サイレントのとんがり」より)
三沢洋紀/ボーカル、ギター
マルコス・フェルナンデス/シンセサイザー
録音:2017年10月11日

5,古いギター
(作曲作曲:三沢洋紀/2008年 from ソロ「三沢洋紀+5」より)
三沢洋紀/ボーカル、アコースティックギター
liquidbiupil/リキッドライト
録音:2017年10月18日

6,街の灯 part,3
(作詞作曲:三沢洋紀/2015年)
三沢洋紀/ボーカル、アコースティックギター
三輪二郎/アコースティックギター,コーラス
録音:2017年10月5日

7, BIG PINK
(作曲:三沢洋紀/2013年 from 国際オバケ連合「国際オバケ連合」より)
三沢洋紀/ボーカル、ギター
マルコス・フェルナンデス/シンセサイザー
岡田了/ギター
録音:2017年10月11日

8,うらめしやのブランコ
(作詞:三沢洋紀、作曲:植野隆司/2012年 from 真夜中ミュージック「真夜中ミュージック」より)
三沢洋紀/ボーカル、ギター
大谷能生/サックス
録音:2017年10月5日

9,ふれあい
(作詞:三沢洋紀、作曲:小山和朗、サラダ / 2016年 from サラダマイカル富岡製糸場グループ「サラダマイカル富岡製糸場グループ」よりカバー)
三沢洋紀/ボーカル、ギター
大島輝之/ボーカル、ギター
録音:2017年10月5日

10,あほうどり
(作詞作曲:三沢洋紀/2015年)
三沢洋紀/ボーカル、ギター
liquidbiupil/リキッドライト
録音:2017年10月18日

11,A MESSAGE FROM THE FOLKRIDERS~オリエンタルブーツ
(作曲作曲:三沢洋紀/1997年 from LABCRY 「A MESSAGE FROM THE FOLKRIDERS」、オリエンタルブーツ/2017年より)
三沢洋紀/ボーカル、ギター
マルコス・フェルナンデス/シンセサイザー
岡田了/ギター
録音:2017年10月11日

12,むすんだうた
(作詞作曲:三沢洋紀/2013年 from 三沢洋紀と岡林ロックンロール・センター「サイレントのとんがり」より)
三沢洋紀/ボーカル、ギター
竹久圏/ギター
露木達也/ドラム
録音:2017年10月25日

13,静かな風景
(作詞作曲:三沢洋紀/2017年 新曲)
三沢洋紀/ボーカル、ギター
録音:2017年10月25日


1,ろうそく

このろうそくで何を照らそう
このろうそくで何を見つける

歪んだ山を照らしてみよう
草原だけの山を照らそう

この街を包む巨大な影は
歪んだ山の歪んだ影だ

ポンコツブルースが逆立ちする
ポンコツブルースに血がのぼる

何もおかしくは無いけれど
酒でも飲まなきゃきいちゃいられない

ガラガラ声した猫背のうたは
泥棒猫の餌にでもしよう

何億年がおしよせてくる
何億年がおしよせてくる

アンモナイトの記憶 とぐろの終わり
クロマニヨン的 恋の始まり

このろうそくで何を照らそう
このろうそくで何を見つける


2,阿賀野川

車で避暑地へ出かけよう
緑眩しい森をゆく
蝉が深々 田舎道だ
誰もいない 影法師だ

きれいな川が流れていた
あれは冷たい水だったのか?
少し離れた祠のあたりで
蛍も飛んでいたらしい

阿賀野川 サマー
阿賀野川 リメンバー
阿賀野川 サマー
阿賀野川 リバー

古いお寺の茅葺き屋根に
乾いた苔が沢山くっついている
ちょっと外れた森の入り口に
日本一大きな杉が祀られていた

日差しを避ける双子の赤ちゃんと
母がお茶屋の前で座っている
兄の方は母をじっと見ている
弟は不思議そうにお寺を眺めてる

阿賀野川 サマー
阿賀野川 リメンバー
阿賀野川サマー
阿賀野川リバー

大雨にやられて
濁流、泥水、ズボズボ
大雨にやられて
雷、ゴロゴロ、ピカピカ

阿賀野川 サマー
阿賀野川リメンバー


3,砂丘

いついつまでも光輝くことを止まずに
うたをうたえばその静けさも騒ぐ

夜が夜を呼び起こしてもそれはそれだけで
寝床に冷たい月も疲れて果てて

闇を隠れ家にして時々そこを離れて
頭の無い4本の足で砂漠を歩いて

Uh~パパヤ~


4,セプテンバージョー

セプテンバージョー 壊れたテレビと砂嵐
少しも残さずに夜に焦げるがいい

スカスカ、豚、とんがらし
つまんないこと つまんないもの
ときめき通り過ぎて 不発弾になった気分さ

大きな目玉に手足が生える

セプテンバージョー 痺れた
オトナコドモ

網の目すり抜けた8月の匂い
街はスケルトンブルーした
クレイターにある古代都市

月の沙漠で朝を待っている

セプテンバージョー 覗き穴
闇のカタチ

月の沙漠で朝を待っている
夜のスピードカーで朝を待っている

セプテンバージョー 真夜中
闇のカタチ


5,古いギター

古いギターを弾く夢をみる
浅い眠りから目覚める夏は無表情
空っぽの銀河の果てまで
昨日と同じ「恋しい」が浮かんでいるのは嫌さ

マイベイブ 銀河鉄道に飛び乗ったら
サンシャイン 君の住む街までたどり着けるかな
言葉は何の意味も無くなって
アカシアを濡らす雨もそのうちあがって

蒼い月の光が沢山の夢の窓辺を描く

古いギターはタイムマシン
ベルベットの砂丘で会う
古いギターは夢のスーパマシン
会いたかった君に出会う場所へ行こう


6,街の灯 part,3

街の灯よ その終わりの全てを捧げたい
夏の日よ 無数のイエロー達とベースボール
昼に目を開け 灰色の新しい
永い旅のショートコメディー

街の灯よ その終わりの全てを捧げたい
少年の膨らむ夢のようなアイスクリーム
鈍い陽の影絵 型抜きの魂
長い髪の少女の紅

トワイライト
夜が来る
トワイライト

トワイライト
君は誰
トワイライト

7,BIG PINK

~インストゥルメンタル~


8,うらめしやのブランコ

君は実態の無い闇
生まれたてのシミ
しかめっ面のバラッドは
片足で立つ

深夜便の足跡に
蒼いベールの道
うらめしやのブランコが
朝まで揺れる

Dooda dooda dooda

君は実態の無い国
紫の煙
背骨だけの虚しさに
とどめを刺した

深夜便の足跡に
蒼いベールの道
うらめしやのブランコが
朝まで揺れる

Dooda dooda dooda


9,ふれあい

ニヤニヤした
寿司職人が私に
コハダを一つ
握ってくれた

季節のないジャングルで死にたい瞬間

川沿いカフェで
コーヒーをすすりました
生きてる事に
やっと気付きました

ふれあい 無関心
溶け出しそうな茹で卵
悲しくなったら
アメーバ状になるパンダ
休肝日 黄昏が お見合いをしています
どんよりと垂れ込めた 厚い雲です

10,あほうどり

空から僕は見下ろしている
いろんな景色が続いている
あほうどりがただそれを
空の上から眺めている

空には月が輝いている
空には月が輝いている
あほうどりよ僕は今
生まれてきたんだ あほうどりとして

6月の雨 降り続く地上
雲の上で星を眺める
雲の下じゃいろんな鳥が
木陰の下で息を殺している

人が沢山集まっている
ただ立ち尽くすだけの人だ
あほうどりよこの出来事を
誰に伝えるのか 誰に伝えるのか

交通が麻痺した 大都会の溝
声を挙げる 大勢の人
あほうどりよ カラーコーンを蹴飛ばせ
決められたことは変えられないらしい

両手を塞ぐ カードをぶら下げる
タイムマシンで世界を飛んで行く
あほうどりよ異国の地で聞いた
特別は食べられるらしい

特別は食べられるらしい


11,A MASSAGE FROM THE FOLKRIDERS~オリエンタルブーツ

フォークライダーは夜の中
街が乾く 雨を待つ 黄金の七人

フォークライダーは日暮れどきに
深い森の住む部屋へ着く バイブレーション

A MESSAGE FROM THE FOLKRIDERS

フォークライダーは夏の日
陽だまりの街を飛び越えて寝床を探す

フォークライダーは短い夢と
終わりのこない世界を取引した

A MESSAGE FROM THE FOLKRIDERS


~オリエンタルブーツ~

柔らかな金属音
指で爪弾く音色
遠くでただ鳴っている
何も起こることも無い

蒸し暑い夏の夜
赤と緑の鬼が
交差点を闊歩する
古新聞を食べている

空飛ばぬボロ絨毯
白い石でできたライオン
口から水が落ちてきた
負けてしまったライオン

オリエンタルブーツを履いている

首の無い蝶々の群れが
裏通りを占拠する
特別な夜の歌で
僕らは先祖とピクニック

餃子屋 古式マッサージ
港町 犬も喰わないFUCK
漂う亡霊は悲しい
毒入りの缶チューハイ

オリエンタルブーツを履いている


12,むすんだうた

音が薄くなって やがて消えてゆく
やがて消えたまま そこにあると言う
そこにあると思う 内側から熱い
鉛のような夜の 身体中が熱い

見たことの無いもの 触れたことの無いもの
今日もどこかで 誰かが探している

やがてにじんだ うたになる
それはむすんだうた

川沿いを歩く 遠くから見ている
やがて近ずいて 向こう岸に渡る
中身をなくした 身体が欲しいのさ
金のために死んでゆくのはゴメンだ

やがてにじんだ うたになる
それはむすんだうた


13,静かな風景

幼い頃 仔犬を拾い
初めて名前を付けて育てた
ある時道路に飛び出した仔犬は
車にはねられ 僕の目の前で死んだ

立ち入り禁止の変電所前で
誰にも馴染めず落ち込んでいる子供
夕焼けの匂いはガソリンの匂い
家路を急ぐ足音をいつまでもきいていた

約束を交わした時から
それを何故だか破りたくなる
誰かにとって必要な奴なんか
ある日突然 鏡にも映らなくなるだろう

言葉を覚えてしゃべる鳥
触れたら開く虫を喰う草
灰色の荒野のど真ん中を
旅していると出逢うそんなモノコト

日曜の夜に酒をのんで
月曜の夜までのみつづけた
眠くなったらそこで眠った
目が覚めたら酒をまたのんだ

あたえて あたえて あたえつづけた
男は何にも受け取らなかった
そのうちあたえるものが無くなり
男は誰にも気付かれずに消えた


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みさわひろき

Author:みさわひろき
三沢洋紀(問い合わせ)hamuchiyoband@yahoo.co.jp

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